こんにちは!さんぽです。
私はプログラマ・システムエンジニアとして7年ほど働いておりました。
「IT業界に興味があるけど、ぜーんぜん知識も経験もなーい」
って方にぜーんぜん問題ないよってことをお伝えしたいです。
ITに無知だった私
小学生の頃に箱型の大きなパソコンが家に来ました。
簡単なホームページ作成や、ホームページで使う素材作成、友達とチャットとか楽しんでました。
ITに対する苦手意識はなくむしろ人より得意と思ってました。
それからITの進歩とともに歳を重ねてきまして。
就活の時は、就職難真っ只中でした。
そんな時、小学生のパソコンが楽しかった頃を思います。
IT業界なら仕事はなくならないだろう。
それに私ならやっていける!よぉぉし!
と思い、IT業界へ飛び込むことに。
ここまでで得たスキル
- IT系専門学校卒(ほぼ紙と鉛筆だけで資格の勉強のみ)
- パソコンタイピングが人並みにできる
- 高校と専門学校の授業でふんわりとHTMLとC言語に触れたことがある
- 資格:基本情報処理技術者
入社して1年目
何やってもうまくできず、周りの人の話にはぜんぜんついていけません。
みんな宇宙人なの?ってくらい知らない言葉ばかりが聞こえてきて絶望的でした。
そうです、「周りの人よりちょっとはパソコンできるんだぞ!」と勘違いしてたのです。
なんならOSが何かも説明できないレベルでした。
加えて、勉強は苦手なため成長も乏しく。。
プログラム作るのもテストするのもめーーーっちゃ時間かかりました。
先輩には迷惑ばかりかけてしまい、泣きそうです。
打ち合わせはいつも眠いだけでした。
ここでの進歩
- 超基本的なビジネススキル(言葉づかいメール作成とか)
- 超簡単なプログラム作成とテストができる
- 手厚くフォローを受けながら仕事を進められる
- 仕事中に寝ないこと
入社して2、3年
あんまり深くはよくわからないけど、なんとなくでできるぞ感が出てきました。
かなり周りの人に支えられていたと思います。
いつもの作業には慣れ、打ち合わせの内容はだいたい理解でき、お客さんとも少し自分でやり取りできるようになってました。
ここでの進歩
- 簡単な案件ならフォローを受けながらお客さんと話して進められることができる
- プログラム作成とテストができる
- みんなの話していることがある程度理解できる
4年目以降
気づけば一人で仕事を受け持つようになってました。
お客さんのところには一人で行き、上司にはバチバチに意見するように。
打ち合わせでは必要な意見はバシバシ言うようになりました。
他の人と対等に協力して仕事ができます。
ここでの進歩
- 主担当として一人で案件を受け持つことができる
- プログラム作成とテストの前工程の要件定義ができる
- インフラ的なことにも少し関わることができる
- 打ち合わせでは意見を出す
- 他の人に指示を出す
言いたいこと
専門知識がバリバリ必要そうなIT業界ですが、未経験だろうが無知だろうが、それなりにやっていけます。
私なんて、OSもろくにわかってなかったくらいです。
わかんないけど、パソコン触ったことあってちょっとばかし興味があるくらいで大丈夫なのです。
それよりも!
わからなければ詳しい人の協力を仰ぐことも立派なスキルで、むしろそういったコミュニケーション能力の方が重要なのです!!
なくてもいいけど、就職の時にあるといい資格
以下は持っていると履歴書上有利だったり、優遇されることが多いです。
けど、仕事で役に立ったことはほぼありません。笑
・ITパスポート
・基本情報処理技術者
・応用情報処理技術者
まとめ
- IT業界だからって新卒には特別なスキルはなくても問題なく、他の仕事と条件は何ら変わない
- 文系の学生も今はたくさん採用されている
- 勉強ができる・技術がある≠仕事ができる
- IT業界でも大事なのはコミュニケーション
ぜーんぜんわかんないけどお給料高いからIT企業に就職してみたいなぁと思っていたらチャレンジしてみてください!
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